日本医療・統計研究会雑誌

設立の目的

論文がアクセプトされることは、とても大変な体力・気力が必要とされます。
しかしながら、残念にも、様々な原因でアクセプトできないことは少なくありません。


自分では、とても気にっている内容だが、投稿する雑誌がない。
自分では、とても気にっている内容だが、リジェクトばかり受けている。


症例報告としては、価値が低いかもしれないが、貴重な症例として考えているため、
ぜひ、みんなに知ってほしい。

など、眠っている・埋もれている論文を持っていませんでしょうか。


論文作成当時に思った熱い思いを論文にしてみませんか。
0から作り上げた可愛いわが子のような論文を日の当たる場所に出してみませんか。

投稿規定

1. 『日本医療・統計研究会雑誌』は、医療統計サポート社 風の庵の刊行です。原則として著者は、「眠っている・埋もれている」論文を所有している先生が対象となり、基礎・臨床、治験、開発、医療統計などの医療の分野に関わるすべての投稿を歓迎します。

2.当然のことですが、投稿される論文は未公刊のものに限ります。

3.原稿は、インターネット(Webまたはメール)によりWord(拡張子.docまたは.docx)、Powerpoint(拡張子.pptまたは.pptx)ファイルで投稿してください。

4. 論文のジャンルは、「原著(研究,症例報告)」、「総説」、「速報」、「編集者への手紙」、「活動報告」、「特集(商業、会報)」に分けています。

5.原稿は、日本語の場合、A4用紙を縦に使い、40字×30行で作成してください。第1ページは表紙とし、投稿論文のジャンルを明記した上で、論文題目、要約およびキーワード(5語)を日本語と英語で記載してください。和文要約は400字、英文要約は100〜175語程度としてください。要約は改行を入れないでください。本文は第2ページから始め、次いで引用文献・脚注・図・表などを置き、英文の場合は、A4用紙に本文を1行おきに作成してください。

6.提出された論文は、雑誌に合わせた書式、フォント以外は原則修正しません。

7. 一度掲載された論文の修正・加筆はできません。修正が必要、付け加えが必要な場合は、「編集者への手紙」になります。

8. 一般の論文における査読者は限定されています(おおよそ3名)。しかしながら、当雑誌において査読者はすべての閲覧者となり、コメントできるシステムにしています。閲覧者のコメントについては、原則、掲載する方針にしていますが、当雑誌が独自で妥当・適切と判断した場合を掲載します。

9. コメントを真摯に受けることが、次の論文への参考になりますので、コメントされた先生は、可能な限りレスポンスされてください。

10. 英文要約に関しては、記述にとくに注意し、英語を母国語とする人の校閲を経てください。

11. 本誌に掲載された論文の著作権は日本医療・統計研究会雑誌に帰属します。本誌に掲載した論文の無断掲載を禁じます。

12. 本誌に掲載された論文の著者は、雑誌の刊行日から向こう5年間、論文中の記述を再現できるレベルのデータファイルを保存することを義務とします。

13. 2段組み、データの加工、校正などを希望される場合は別途有料となりますが、最終確認を得た記述は著者の責任となります。

14. 表:論文文字数・図表・抄録について
・原著 研究 8,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内)
・原著 症例報告 4,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内)
・総説 8,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内)
・速報 1,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内・なくてもよい)
・編集者への手紙 1,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内・なくてもよい)
・活動報告 2,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内・なくてもよい)
・特集(商業、会報) 2,000字以内(和文:400字以内・英文:250語以内・なくてもよい)


randMS No.1 原著 研究

要旨
近年の臨床治験に関連する論文は,Consolidated Standards of Reporting Trials (CONSORT)声明に準拠したランダム化実施の明記がなければ,査読前の段階で受理されることが難しい.また,ランダム化のソフトウエア(以後ソフト)は高額であり,一般臨床医が容易に利用できる環境にない.
自動でランダム割付を実施する本ソフト(randMS:ランダ・エムエス)は,Filemaker®社のFilemaker pro advanced®で作成した.randMSの特徴は,事前・事後の層別ができ,静的割付(ランダム置換ブロック法)・動的割付(最小化法)の選択ができ,ランダム化ができるように設計した.
一般的なランダム化比較試験の概説とともに,randMSのランダム化の手順を紹介し,無料で公開した.臨床治験に興味ある医師のリサーチマインドをサポートすることが第一の目的とし,randMSの修正・改善に加え,利用者間の情報の共有化することで,将来的には大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)に推奨されるソフトを目指すことを第二の目的とした.
Abstract
Recent reports of clinical trials that do not include a statement of conformance with Consolidated Standards of Reporting Trials (CONSORT) are generally returned to the authors before going through the review stage. Because software for randomization is generally too expensive, most clinicians cannot easily adopt such software for this purpose. The program randMS (randa-em-ess), which can perform automatic randomized allocation, was developed in the software Filemaker Pro Advanced®. The characteristics of randMS enable performing stratification both before and after clinical trials. Furthermore, randMS can select from a fixed-allocation design such as the use of randomly permuted blocks or a dynamic-allocation design such as a minimization method. This report provides an outline for a randomized controlled trial, and introduces the steps used for randomization with the software, which is made freely available. The target audience of this report is general clinicians who are interested in clinical trials to support basic research. Furthermore, randMS was modified and developed to enable sharing information between users, with the goal of becoming the recommended software for randomization in University Hospital Medical Information Network (UMIN) in the future.
pdfNo.1