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論文を書く意義とは。 2018/9/3

2012年に「患者の求める医療連携」を推進・形成させる潜在的な因子の特定(日本プライマリ・ケア連合学会,35巻,4号)という☞論文を書きました。
その時は、重症で入院を検討するような重症・コントロール不良の患者を中心にしていたので、
安定した患者をいかに地域のかかりつけの先生の所に紹介できるように苦戦していました。
勤務医の先生なら、必ず悩む事柄だとおもいましたので、
がっちりと論文というまでの固い内容ではなかったのですが、何とか頑張って、この論文を仕上げました。


先ほど、ふと見たら、自分のその論文が引用されていました。
「外来患者の逆紹介がその後の入院率に与える効果」- 小原仁 著 - ‎2015☞論文

2015年の論文なので、小生が気付くまでに3年間かかっています。

どこかの雑誌にアクセプトされれば、きっと誰かがその論文を見てくれて、先行文献にこんな論文があったのか!と助かったと感じてくれたと思った時に、論文を頑張って書いた甲斐があったと小生も感じました。

 

先生方も、眠っている論文があると思います。その論文を必要としている後輩の先生方にpublishするように頑張ってみてはいかがでしょうか。